マレーシア航空のフライトが25時間遅延した話~vol.2

Contents

マレーシア航空のフライトが25時間遅延した話~vol.1の続きです。

ホテルは五つ星のマリオットホテル・プトラジャヤ

ホテルバウチャーに書いてあったホテルは、GRAND BLUE WAVE SHAH ALAM。シャー・アラムだと空港から結構遠いな…と思っていたけど、到着したのはプトラジャヤにあるMariott Hotelでした。ホテルまでのバスも満席だったので、チェックインに結構時間がかかりました。

用意されたのは9階の部屋。5つ星ホテルなだけあって綺麗、そして広い!
良いホテルなのに、数時間仮眠するだけなんて勿体ない…

アメニティはTHANN。

朝8時15分にモーニングコールが鳴り、起床。

あんまりお腹すいてないけど、せっかくなのでレストランで朝食をいただきました。レストランでは私と同じ飛行機に乗っていた人がちらほら。

MH88Dが12時発→15時発に変更

MH88Dは12時発、ホテルを9時に出発と聞いていたので9時前にチェックアウトしようとフロントに行くと、『フライトが15時に変更になったので、11時45分にホテル出発です。それまで部屋使っていいですよ』だって。また遅延か… 仕方ないので部屋に戻り、少しだけ仮眠。

仮眠から起きて11時45分ホテル発のバスで空港へ。イミグレーションで昨日の日付の出国スタンプに”キャンセル”と書いてあるのを見て理由を聞かれたけど、機材トラブルでフライトがキャンセルになったと言ったら出国スタンプを押してくれました。

ホテルでシャワーを浴びていなかったので、ゴールデンラウンジに行きシャワー&軽く食事。

MH88Dが更にディレイ→フライトキャンセルのため全員降機

14時に搭乗ゲートへ向かい、15時発のMH88D便に搭乗。客室乗務員は昨日とは別のメンバーに代わっていました。座席は昨日と同じ2階のシート番号。隣の席も昨日と同じ人(日本人の女の子)だったけど、全体的に少し乗客が減っていたので、他の便に振替えることができた人もいた様子。私は振替えできなかったんだけどな…

搭乗後、ドアクローズした後もしばらく飛ぶ気配がありません。
一時激しい雨が降り、パイロットより『オペレーション上のトラブルのため』『天候不良のため』等々のアナウンスがあり、15時発のMH88Dは16時30分出発に変更とのこと。これ以上遅れると成田から自宅までの交通手段がなくなるので、今すぐ飛んでくれないと困るんだけどなぁ。もし成田から自宅まで帰れなくなったらホテル代は出るんだろうか、などモヤモヤ…

ご存知の方も多いと思いますが、成田空港の滑走路が使える時間は23時までという決まりがあります(今後緩和されるようですが)。飛ばないまま時間が過ぎ、今から飛んでも成田空港に着陸できないという時間になってしまいました。嫌な予感。でも成田がだめなら羽田行きにならないかなーとか、関空にダイバートしないかなーとか、ぼんやり考えながら機内で待機。

しかし嫌な予感は的中し、この日も『本日のフライトはキャンセルです』という機長からのアナウンス。成田空港が時間外ということと、成田空港からの公共交通手段もありませんという内容のアナウンスだったような記憶。またまた飛行機から全員降機。さすがに2度も飛行機から降ろされることになるなんて想定外でした。

[PR]国内&海外ホテル予約『トリバゴ』

ミールバウチャーを貰って空港内で待機

飛行機で隣の席に座っていた日本人の女の子と『いつになったら帰れるんですかね~』などと会話しながら降機し、搭乗ゲートで待機。すると『ファーストクラス、ビジネスクラス、ワンワールドのステイタス会員はゴールデンラウンジをご利用ください、後ほど対応を案内します』というアナウンスがあったので、女の子もラウンジに誘ってラウンジに行くことにしました。後で知ったのですが、エコノミークラスやステイタス無しの方は搭乗ゲートに留まるよう指示があり、ゲートから数時間動けなかったそうです。

ゴールデンラウンジに行きしばらく休憩。その後アナウンスがないので搭乗ゲートに戻ってみると、『ミールバウチャーかホテルバウチャーのどちらか貰えるらしいですよ』と日本人の乗客の方が教えてくれたのでカウンターに行きました。ホテルは空港にあるサマサマホテルを利用できるとのことでしたが、今回はホテルには行かずミールバウチャーを貰うことに。この時にまた新しい搭乗券(MH88D)を貰いました。バーガーキングで食事して、またまたゴールデンラウンジへ。そして会社の上司に『今マレーシアなんですが、飛行機が飛ばなくて明日の出社時刻に間に合いそうにないです』と連絡を入れました。

翌日のMH88は別機材を使用して定刻で出発した

ゴールデンラウンジにフライトスケジュールの電光掲示板があり、私たちのフライト(MH88D)は『Delay』の表示が出ていました。しかしこの日のMH88は予定通り飛ぶらしく、掲示板に『GATE OPEN』との表示が。えっ????

通常であれば、MH88(KUL→NRT) ⇒ MH89(NRT⇒KUL)⇒ MH88…と折り返して飛ぶので、翌日のMH88が私たちのMH88Dより先に飛ぶはずがない…と思うところですが、MH88は別の機材(A330)で定刻通り飛んだようです。これには驚きました…

MH88Dに3度目の搭乗、遂に離陸

帰国便(MH88D)に3度目の搭乗。最初の出発予定時刻より25時間遅れて無事に出発しました。機内アナウンスでは便名を『MH88D2』と言っていたような記憶。機内ではほとんどの人が爆睡していました…

成田空港に到着、プライオリティタグ関係なく荷物が出てきた

なんとか無事に成田空港に到着。荷物を預けていたので、ターンテーブル前で待機。ワンワールド・サファイアステイタスの特典で受託手荷物にプライオリティタグが付いているため、荷物が優先的に出てきます。通常であればね…!

なぜだか理由はわかりませんが、プライオリティタグ関係なしに荷物が流れてきました。(私の隣の席の女の子、ノンステータスなのに私より先に荷物受取っていた…)しかもA380という大型機なのでなかなか荷物が出てこない。大幅な遅延があったからかもしれませんが、結局荷物を待つ羽目に…  その後無事荷物を受取り、一旦帰宅して午後から会社に行きました。

[PR]航空券徹底比較『スカイスキャナー』

MH88(MH88D)遅延のタイムライン

1日目:
・MH88が23:30→0:30に遅延
・機材トラブルにより、0:30発が搭乗後にフライトキャンセル、日本語が話せる客室乗務員がいないため乗客が日本語で機内アナウンス、2:00頃全員降機
・ミールバウチャー・ホテルバウチャー・新しい搭乗券(MH88D)を貰うため2時間列に並ぶ
・早朝、マレーシア航空が用意してくれたホテルで仮眠

2日目
・MH88Dが12:00→15:00に遅延
・15:00発が搭乗後、16:30発に変更とアナウンスあり
・成田の制限時間オーバーなどの理由によりフライトキャンセル、全員降機
・ミールバウチャーと新しい搭乗券(MH88D)を貰う
・MH88Dは前日から遅延しているにも関わらず、この日のMH88は別機材(A330)を使用して定刻通りに出発

3日目:
・MH88Dが0:30にクアラルンプールを出発、8:00頃成田空港に到着 (25時間遅延
・受託手荷物はプライオリティタグ関係なくターンテーブルに流れてきた

疲れましたが、無事に帰国できてよかったです…

フォローする