海外旅行保険の利用体験談~海外旅行保険編(クレジットカード付帯保険)

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旅行や留学、ワーキングホリデーなどで海外に行く際、海外旅行保険や留学保険に入る人は多いと思う。私自身、以前ワーキングホリデーでオーストラリアに住んでいた時は留学保険に相当助けられたし、海外旅行の時には何度かクレジットカード付帯の海外旅行保険のお世話になった。

クレジットカードに旅行保険が付帯していても、よくわからず何となく別途旅行保険に加入している人もいるかと思うが、年に何回か海外に行く人だと保険代も結構嵩んでしまう。今回はクレジットカード付帯の海外旅行保険の説明や、実際に私が補償してもらった補償について書いてみようと思う。

クレジットカード付帯の海外旅行保険とは

クレジットカードの付帯サービスで、別途海外旅行に入らなくても『出国時から90日まで無料で海外旅行保険がつくというもの(期間はクレジットカードによる)。海外旅行保険に入ると保険証明書(契約証)が貰えるが、クレジットカード付帯の保険の場合は通常は発行されないので、保険を使うときにはクレジットカードがあればOK。旅行の際は保険会社の連絡先も控えておくこと。
(90日以上の旅行をクレジットカードの保険だけで賄う方法もあるが、ここでは割愛)

キューバに旅行した時に英語の保険証明書が必要になったが、私はクレジットカード付帯の保険で英語の保険証明書を無料で発行してもらうことができた。電話で依頼し、1週間くらいで自宅に到着。アメリカとキューバの国交が復活した現在でも、AIUなどのアメリカの保険会社はキューバは補償の対象外なので保険の引受会社は要確認。

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複数枚のクレジットカードの補償は合算できる!

クレジットカードに付帯している保険によって、補償の条件、引受の保険会社、補償内容は違うので、保険の詳細をよく確認することが大切。自動付帯か利用付帯か、また保険でカバーできる範囲や金額にも違いがある。カードによっては補償内容が不十分なものもあるので、1枚あれば安心というわけではない。ただし海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを複数枚持っている場合は死亡・後遺障害以外の補償額は合算できる。

日本損害保険協会‐クレジットカードについている海外旅行傷害保険について教えてください

死亡・後遺障害の補償金額は、最も高い補償額がその限度額となる

自動付帯と利用付帯の違い

クレジットカード付帯の保険には、クレジットカードを持っているだけで自動的に保険が適用になる『自動付帯』と、旅行代金の一部を支払わないと保険が適用されない『利用付帯』がある。とりあえず1枚だけ作るなら、自動付帯のクレジットカードを作るのがおすすめ。

自動付帯

クレジットカードを持っているだけで、海外旅行保険に自動的に入ることができる。
多くのカードの補償期間は出国した日から90日間で、カードによっては30~60日というものもある。一度日本に帰国し、再出国した場合は再出国の日から90日間補償され(補償期間はカードによる)、年に何度海外に行っても適用される。

利用付帯

空港までの交通費(成田エクスプレス、バス、タクシー代など)や、旅行代金(航空券代、ツアー代金など)をクレジットカードで払った場合のみ適用となる保険。
利用付帯の場合、日本出国前の利用が必要なカードと、日本出国後の利用でもOKなカードがある。また旅行の契約内容により、補償の対象外となる場合もあるので注意。

私の保険利用体験談

何度か海外旅行保険にお世話になっているが、クレジットカード付帯の保険でも補償して貰うことができた。以下に私の体験談の一部を載せてみようと思う。

一眼レフカメラを石畳の上に落としてしまい、レンズの縁が欠けてしまった

保険会社に連絡したところ、修理代の見積書が必要とのことだった。また見積書が有料になる場合があるそうで、その場合は自己負担とのことだった。

メーカーの修理窓口に行ったところ、見積書は無料で発行して貰うことができた。見積書、保険会社の書類、カメラ購入時の領収書、破損の写真を送付し、後日『修理見積代から免責分が引かれた金額』が銀行口座に振り込まれた。

iPhoneが盗まれた

リスボンでiPhoneを盗まれてしまい、ツーリストポリスへ。リスボンのツーリストポリスは受付ボタンで言語を選べたので、英語が話せる警察官に対応してもらった。被害に遭った時間・場所・状況・盗まれた物を説明し、ポリスレポート(盗難証明)を作成してもらった。

帰国後保険会社にポリスレポート、保険会社の書類を送付し、後日『購入金額から免責分と減価償却分が引かれた金額』が銀行口座に振り込まれた。購入時の領収書は紛失のため提出していないが、あったほうがスムーズかと思う。

私の知人の保険利用体験談

これは以前の職場の先輩の話。アメリカで大怪我し、手術、入院となった。旅行保険が付帯したクレジットカードを複数枚持っていたが、カードを合算しても、補償額よりかかった費用が上回ってしまったとのこと。医療費の高い国で手術や入院となってくるとかなり高額になるようだった。

相当大きな怪我や病気でなければあまりこういう事にならないかもしれないが、不安な方は一度カード付帯保険の補償額を確認した上で、足りないと思う補償についてはバラ掛けできる保険に入るのが良いと思う。

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海外旅行保険を付帯したクレジットカードはたくさんあるが、年会費無料で海外旅行を付帯したクレジットカードをいくつか挙げてみた。一般の海外旅行保険に入る場合でも、クレジットカードの付帯保険があれば補償金額は上積みされるので、1枚持っていても損はないと思う。

自動付帯
エポスカード
JCB EIT
横浜インビテーションカード

利用付帯
リクルートカード
楽天カード

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